能楽研究会について・ 幹事長あいさつ・ 師範紹介・ 年間スケジュール・ 沿革・ 規約・
法政大学能楽研究会のホームページにアクセス頂き、ありがとうございます。
平成30年11月から1年間当会の幹事長を務めさせていただきます、文学部日本文学科3年の羽田朱里と申します。
当会は今年度で70年余り、長く活動してきました。主な活動内容としては、主に能の演目の一部(見せ所)を舞う「仕舞」や声楽部分である「謡」を稽古し、実演しています。また、能における楽器である大鼓や小鼓などといった「囃子」の稽古や、能面を製作する「面打ち」も活動として行なっています。
先日、とある局の番組で地元の神楽を継いだ少年のドキュメンタリーを観ました。「自分も舞っていて楽しいし、お客さんも楽しんでくれるところが神楽の良いところ」と少年は神楽を語っていました。まだ2年と少ししか稽古をしていない私ですが、稽古もそのような部分があります。指導や助言を受けてそれを糧として返していく、自分と他者が揃って始めて成り立つものです。
稽古だけではなくサークルという枠で共に生活していくなか、相手に心を遣うことの大切さを都度実感しています。
4月の新歓から始まり、他大学との交流舞台や学生能楽コンクールの出場、また夏合宿や
学祭公演「幽玄の宵」(ハロウィンもあり?)、3月には自主公演「法政能」など他にもたくさんイベントが行われます。
能に興味がある、何か新しいことを始めてみたい、と考えておられる方、年中会員を募集しておりますのでお気軽にご連絡ください。また質問等もいつでも受け付けております、遠慮なくお聞きください。
先日行われました法政大学能楽研究会師範代替わり記念舞台をもちまして、この度新たな師範である小早川泰輝先生をお迎えいたしました。令和、そして新たな師範の元で、まだ手探りではありますが少しずつ新しく変化していく能楽研究会を是非一緒に創っていきましょう。
我ら法政大学能楽研究会は良き師、良き仲間、良きOB・OGに恵まれ非常に良い環境で活動を行なっています。この場を借りて、心より御礼申し上げます。
それでは、ご覧いただいた皆様とお会いできることを楽しみに今日も励んでいきます。
2017/11/12 伊東玲央菜
羽田朱里
2017.04 能楽研究会入会
2018.11 幹事長就任